v1Marketing / Attribution

Branchは2018年のTUNE買収で、リンク企業から$4B評価の計測基盤へ変わった

Branchは、モバイルアプリとWebをつなぐディープリンクと、クロスプラットフォームの計測(MMP)を一体で提供するプラットフォーム。2014年にAlex Austin、Mada Seghete、Mike Molinet、Dmitri Gaskinが創業し、自分たちのアプリでリンクが壊れる問題を解くことから始まった。2018年にTUNEのアトリビューション事業を取り込み、2022年には$300Mを$4B評価で調達。現在は自社AIのIvyを軸に、リンク生成から計測、CTVを含むオムニチャネルのROAS可視化までを担う「AI-powered MMP」を掲げる。

#AI marketing#MMP#Mobile Attribution

v1Collaboration / Productivity

BoomiをDellに売ったRick Nucciが、Guruで社内知識をAIの検証済み基盤に変えた

Guruは、社内に散らばったドキュメントやチャットの会話から知識を構造化し、検証済みの「唯一の正」として人とAIエージェントの双方へ届けるknowledge layer。Rick NucciとMitchell Stewartが2013年にフィラデルフィアで創業し、Boomiで経験した「情報が古くなる」課題を出発点に、Chrome拡張から始まった。現在はSlackやブラウザ、MCP経由のAIツールへ、権限に沿った引用付きの回答を配信する。

#Slack#knowledge governance#MCP

v1Web Design

なぜWixは$80mでBase44を買い、サイト運営をagentへ渡そうとするのか

Wixは、ノーコードで本格的なWebサイトを作れるクラウド型のサイトビルダー兼ドメイン事業者。2006年にAvishai Abrahami、Nadav Abrahami、Giora Kaplanの3人がテルアビブで創業し、ドラッグ&ドロップのエディタと無料プランを軸に、誰でも自分のサイトを持てる環境を広げてきた。現在はWix Studio(代理店・企業向け)、Wix Paymentsなどのビジネス機能、AIサイトビルダー「Wix Harmony」、2025年に約$80Mで買収したBase44までを一つの基盤にまとめ、190カ国・3億人超の登録ユーザーを抱える。2026年第2四半期の総ARRは$1.963B(前年同期比+15%)に達した。

#SMB#no-code#AI Agent

v1Search / Productivity

Perplexityは自前モデルSonarとCometで、検索をAPIとブラウザへ広げた

Perplexityは、検索クエリに対して引用元つきの回答を返すAIアンサーエンジンだ。2022年8月にAravind Srinivasが創業し、同年12月に回答エンジン「Ask」を公開した。無料プランに加えて月額20ドルのProと月額40ドルのEnterprise Proを用意し、自社モデルSonarのAPIとCometブラウザへ事業を広げている。[出典](https://www.perplexity.ai/hub/blog/perplexity-raises-series-b-funding-round)

#Sonar#API#Comet

v1Business Intelligence

Lightdashはdbtを指標の唯一の正とし、BIをコードレビューの対象に変えた

Lightdashは、dbtプロジェクトの定義をそのまま指標の唯一の正として使うオープンソースのBIプラットフォームである。メトリクス・チャート・ダッシュボードをGit上のコードとして管理し、プルリクエストとCIで検証してから本番に反映する。セルフホストの無料版とユーザー数無制限のマネージド版を提供し、Ubieなどが全社のセルフサービス分析基盤として採用している。[出典](https://www.lightdash.com/bi-as-code)

#BI as code#動画マーケティング#dbt

v1Email / Marketing

MailerLiteは180市場38,000社を抱え、PLN 400mでVercomのCPaaSに加わった

MailerLiteは、メール配信・自動化・ランディングページ・デジタル商品の販売を1つの画面にまとめたメールマーケティングツールだ。リトアニアで2005年に始まったWeb制作チームが2010年に製品化し、価格を購読者数と配信量だけで決めるシンプルさで180市場・38,000社を超える顧客へ広げた。2022年4月、ポーランドのCPaaS企業Vercom S.A.が約PLN 400mでMailerLite、MailerSend、MailerCheckを買収。2025年以降はMCPを公開し、ChatGPT・Claude・Gemini・Cursorから配信データの確認やキャンペーン作成ができる。

#landing page#MCP#Vercom

v1Security / Compliance

Wizは18か月でARRを$1Mから$100Mへ伸ばし、5年後にGoogleが$32Bで買った

AWS・Azure・GCP・OCIなどの複数クラウドを横断し、エージェントレスで構成・ID・ネットワーク・ワークロードのリスクをSecurity Graphで相関させるクラウドセキュリティ企業。2020年にAdallom/Microsoft出身の4人が創業し、18か月でARR $100Mに到達、2025年にGoogleが$32Bで買収を発表した。

#AI Security#agentless#CNAPP

v1Design Tool

Sketchはなぜ無料プランを持たずに100万人の有料顧客を獲得できたのか

Sketchは、オランダ発のMac専用UI/UXデザインツールだ。ベクター編集とネイティブアプリの操作感を軸に、プロトタイプ、デザインシステム、開発者向けハンドオフまでを1つの製品で扱う。無料プランを持たず、買い切りライセンスとサブスクリプションの2本立てで運営し、2019年には累計100万人の有料顧客を突破した。

#vector-editor#mac#Design System

v1Creator Payments

数百万回再生で数百ドルだったJack Conteが、Patreonで$10Bを還元するまで

Patreonは、ファンが月額サブスクリプションや単発購入でクリエイターを直接支援できるメンバーシップ・プラットフォーム。2013年にミュージシャンのJack ConteとSam Yamが、再生数が収入に結びつかない課題から創業した。広告やアルゴリズムを介さず、ファンとクリエイターを直接つなぐ収益の仕組みを提供し、クリエイターへの還元総額は$10Bを超えている。

#Membership#creator-economy#subscription

v1Security

Socketは悪意あるパッケージをインストール前に止め、$60M調達で$1B評価に達した

Socketは、オープンソース依存パッケージの挙動をリアルタイムに解析し、悪意あるパッケージをインストール前に検知・ブロックするソフトウェアサプライチェーンセキュリティ基盤。CVEスキャンのように公開後の脆弱性を待つのではなく、依存関係の振る舞いの変化を監視して供給網攻撃を未然に防ぐ。2021年にFeross Aboukhadijehが創業し、Anthropic、Vercel、Figma、Cursorなどが採用する。[出典](https://socket.dev/about)

#Developer Security#SCA#Open Source Security

v1Revenue Intelligence

Manny Medinaが10年率いたOutreachがCEO交代でAIエージェント基盤へ舵を切った

Outreachは、見込み客への接触から商談管理、売上予測、会話分析までを一つの基盤にまとめ、営業チームの行動と数字を可視化するレベニュー基盤。2014年に4人で創業し、営業支援ツールから、AIエージェントが商談準備や更新、フォローを実際に実行するエージェント型プラットフォームへ事業を広げた。累計調達額は$489M、Series G後の評価額は$4.4B。2024年にManny MedinaからAbhijit MitraへCEOを交代した。

#SaaS#AI Agent#Sales Engagement

v1AI Customer Support

AIで人を置き換えない道を選んだCrestaが、$100M ARRに届くまで

Crestaは、コンタクトセンターの通話とチャットをAIでリアルタイムに分析し、有人エージェントの応対をその場で支援するCXプラットフォーム。トップ実績者の会話パターンを学習して全員へ配り、仮想エージェントによる自動応対までを一つの基盤で提供する。2017年にスタンフォード大学AIラボから生まれ、2026年にARR $100Mへ到達。累計調達額は$270Mを超える。

#Conversational AI#Contact Center AI#Agent Assist

v1Business Intelligence

Lookerは指標定義をLookMLにコード化し、$2.6BでGoogle Cloudに買われた

Lookerは、指標の定義をLookMLというモデリング言語で一度だけ書き、そのsemantic layerを通じてBIダッシュボード・埋め込みアプリ・AIエージェントへ同じ数値を届けるデータ分析プラットフォーム。2012年にLloyd TabbとBen Porterfieldがカリフォルニア州Santa Cruzで創業し、2019年にGoogleが26億ドルで買収した。現在はGeminiを組み込んだConversational AnalyticsとMCP連携を軸に、人間とAIエージェントが同じ指標を参照するagentic BI基盤として展開している。

#BI#Embedded Analytics#Google Cloud

v1Security / Compliance

Chainguardが$356Mを調達した日、脆弱性対策は「後始末」から「作らない」に変わった

Chainguardは、オープンソースソフトウェアをソースからビルドし、既知の脆弱性(CVE)をほぼ含まないコンテナイメージ・仮想マシン・言語ライブラリとして配布するソフトウェアサプライチェーンセキュリティ企業。スキャンして事後修正する運用ではなく、脆弱性が生まれにくい配布物を作り直す設計を特徴とする。

#Sigstore#Software Supply Chain Security#Open Source

v1Payments / MoR

Vova FeldmanはSenexの売却後、Freemiusを2,000製品の決済基盤に育てた

Freemiusは、ソフトウェア開発者に代わって決済・サブスクリプション・ライセンス・各国の売上税を処理するMerchant of Record(MoR)だ。WordPressプラグインやテーマの販売基盤として始まり、現在はデスクトップアプリやSaaSにも対象を広げている。100カ国以上・2,000超の製品を支え、導入は数分、売上が発生したときだけ手数料を払う。

#Tax Compliance#SaaS#Payments

v1AI Video / Audio

SnapとSmule出身の2人が、カメラに出たくない人のためにHeyGenを$200M ARRへ

HeyGenは、本人の顔と声から作る「Personal Avatar」で、カメラの前に立たずにAI動画を作れるサービス。2022年7月の公開から178日でARR $1Mに到達し、2026年6月にはARR $200Mを突破した。3,000万人以上が利用し、Fortune 100の85%が研修・営業支援・多言語展開で採用している。

#API#AI video#video generation